表参道

美濃和紙の里
上野 八幡神社

ロマンチックプロムナード(3)

58 名前: 津多投稿日: 2003/07/15(火) 19:11
夕暮れは 寂しかりけり ヒグラシの 鳴く声聞けば 陽も落ちゆけり

ヒグラシの 鳴く声はじめ 盛んなり やがては闇と ともに消え行く

ヒグラシの 声のようよう 消え行かば 後に残るは 沈黙の闇

夏の夜に くちなし匂う 夕間暮れ 花は朧に 闇に溶け入る

君の事 ゆめわ忘るまじ 片時も その弾む声 聞きて泣きたし

59 名前: 見習投稿日: 2003/07/16(水) 01:13
仏前で神前で胸の高さで手を合わせる
これはクロス
安定の象徴
万物霊気のあつまるところ

60 名前: 見習投稿日: 2003/07/16(水) 01:45

麻痺した回路の線がかすかにつながった頃
わずかな正常心のなかに
消したつもりの悲しみが溢れだし
彼はもういないのだと全て皆いなくなるのだと思った
消えてしまうなら
初めから幸せなんて与えないで
人の不幸は密の味卑しさに群がるのは偽善者の群れ
『そうだろう?』
割り切って生きているやつばかりだ
『うん』だからあなたの事は分かってる
私も同じだから
脆く、汚く、弱く感じるから
私達はさめたまま生きられない生きもの
それでいいと思う
それで
魂さねた悲しみ
また夏が来る
あなたの事はかってるから
両手広げて柵の上に立つ
はさみで髪を切り捨てわたしはただの悲しみになるの
ただの悲しみに



流れ続け
まだ
とまらない
痛み
消えない
捨てられた

嘘の夢
嘘の優しさ

恐い
痛い
恐い
笑えない結果
汚れた精神
忘れるなんて
滑稽 非合理でありたい
さよなら
優しい振りした
幻想
私は人間だ

61 名前: 見習投稿日: 2003/07/16(水) 01:46

何も 疑わない
その優しい目で 僕を見ないで

あなたは 知らないでしょ?

僕が どんな道を通って
今 此処に居るかだなんて

知らなくて 良いのだけれど
知って欲しくは 無いのだけれど
知っていて 欲しくて
理解して 欲しい
そんな 矛盾した気持ちが 
僕の中で ざわざわと動いているよ

あなたも きれいな人とは言い難いけれど
僕よりは 数千倍きれいだから
側にいて 苦しいんだ

あなたのこころで 理解できる?

どこよりも 深い底を見てしまった僕を
歪んだ毎日を 送っていた僕を
汚されて犯された 僕のこころを

理解してください
お願いです

僕を 責めないでください
抱きしめて キスをください

あなた愛してくれる?

62 名前: 見習投稿日: 2003/07/16(水) 01:47

何が 大事なのかは分からない
本当に 大事なものは何かは分からない

気づいていても
気づかない ふり

そうしなければ 此処に立っている事すら 出来ないから

前へ 進ませて
私を 進ませて
その手を 離して
その指を 離して
私を 自由にして
私を 解放して
私を 抱きしめて
ひとりに しないで
此処へ 引き止めて

右の 脳の奥が疼く
本当は どうしたいの
前へ 進みたい
此処へ 居たい
放して欲しい
抱きしめて欲しい


「ホントウハドウシタイノ?」

「ホントウハ」

63 名前: 津多投稿日: 2003/07/16(水) 16:53
見習さんのお歌、
とても凄絶ですね。読んでいて胸が苦しくなります。心臓がどきどきします。でも、好きです。
きっと、悲しみも苦しみも祓戸の大神様が祓い清めてくださるでしょう。ここは、そういった場所でもあるのです。
神様はきっと、生きろ生きるんだと励ましてお見えですよ。
渾身の力作をまた、お願いします。

64 名前: 津多投稿日: 2003/07/16(水) 17:07
小麦色の 素肌に何も まとわずに 両手伸ばして お日様つかめ

染み付ける 心の垢を 拭い去り 少女の如く うぶになりたし

優しさや 明るささえも 忘れがち 素直なままで いたいと思えど

65 名前: 津多投稿日: 2003/07/16(水) 17:08
心の殻を→心の垢を に変更。

66 名前: 見習投稿日: 2003/07/17(木) 02:25

欲しかったのは永遠
あらがいたかったのは失っていく誓い
その場限りの思いはいらない
欲しかったのは永遠
真実の誓い
不変な絶対性
変わらない気持ち
だから私だけは
ボロボロに血を流しながら
あなたを愛し続けるよ偽物はいらないの
人の流れに逆らいたいの
貴方への思い 消せない思い
苦しくても
悲しくても
孤独な湖底に落とされてもう太陽が見えなくても 私は自分に嘘は付きたくない
あなたを愛してる
愛してる
愛してる

67 名前: 見習投稿日: 2003/07/17(木) 02:26

「悲しみ」
今日も、もう終りかけ
いちいち毎日を儚んでるなんてご苦労なこった

壊れた頭にネジ差し込んで2,3度まわしてやった

頭の中、人生のコントローラーがカチカチ音を立てて
ああ、こいつもぶっ壊れてるんだなぁ
なんて下手くそなんだろう

自分でも呆れるほどの不器用さ、
まるで人間じゃないみたいだ

腹を満たして、よく眠り、人を傷つけられるバイタリティーを養う
何もできない力の無さは飛び抜けている

他人の悲しい顔は作れるのに、喜ばせたことは無い

二者択一で選べるなら、生まれてこなかった方を選ぶよ

貴重な時間つぶして、人生ゲームの借金の額争うなんて
現実でやるなよそんなこと

もう死にたいって言ってる自分が他人の死に様見て喜んでるんだろう
死んだ奴のことも死なされた奴のことも何もわからないのに
その卑屈な精神は、どっから生まれてきたんだ
68 名前: 津多投稿日: 2003/07/17(木) 22:19
野辺に出て お花摘みして 髪飾り 作りてかぶる 時もなつかし

69 名前: 津多投稿日: 2003/07/18(金) 12:45
緋の和傘 アジサイ背中(せな)に 立つ女性(ひと)の
白きうなじの か細かりけり
(ひのわがさ あじさいせなに たつひとの しろきうなじの かぼそかりけり)
幼き日 何かが違う 思いせり やはりおとなに おとこにもなれず

幼き日 おしろい塗りて 紅をさし 遊びし友も 今は人妻

70 名前: 津多 投稿日: 2003/07/19(土) 16:39
濡れそぼり なお色を増す 緑かな せせらぎの音 鳥のさえずり

71 名前: 津多 投稿日: 2003/07/19(土) 17:02
緑なす 四方の山辺を 見渡せば しのつく雨か もやにかすめり

わがまなこ 涙にかすむ 夕間暮れ いとしき人の 思い出聞かば

百日草 黄色の花の 咲きにけり 空見上げつつ お日様になれ

72 名前: 津多 投稿日: 2003/07/20(日) 01:13
コスモスの 咲き誇る野辺 青春の 人群れ集う 色鮮やかに
こすもすの さきほこるのべ せいしゅんの ひとむれつどう
いろあざやかに

73 名前: 津多 投稿日: 2003/07/20(日) 17:32
笹百合の 香は漂えり 気高くも 真白き花の 凛と咲きぬる
ささゆりの かはただよえり けだかくも ましろきはなの りんとさきぬる

凛として生きたいものですね。

74 名前: 津多 投稿日: 2003/07/21(月) 14:59
油蝉 鳴き初めにけり 梅雨明けも 間近に迫る 山河麗し

75 名前: 津多 投稿日: 2003/07/21(月) 15:24
うつしよを 曇らぬまなこで 導ける 王の中の王 今よみがえれ

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