表参道



美濃和紙の里
上野 八幡神社
神道の作法

このページの目次(順番にスクロールして行ってください)
@外国人からも尊敬される日本人 A手水(てみず)の作法 Bお辞儀の仕方(敬礼作法) C神社参拝作法 C玉串奉奠(たまぐしほうてん) 
外国人からも尊敬される日本人になりたいとは思いませんか?それには、日本の伝統文化を正しく理解し、自信を持って実行し、守り伝えて行くことが必要です。ささやかながら、この私にそのお手伝いが出来たらと、考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

皇學館大学 本澤雅史先生の御歌 つたへくる てぶりのまにま 稽古する ともがらたちを みちびきたまへ


新機軸
ネット上で本格的な作法が無料で学べます
てもトレンディーなおまいりの仕方の伝授
覚えておくと、とてもかっこいいよ!
しかも、お稽古事武道の礼各種セレモニー人への挨拶など幅広く応用できます。
ここでは少し脱線していろんな角度からお話をして行きたいとおもいます。でもその前に基本的な参拝の仕方をお教えします。多分あなたも何らかの神道の行事に参加される事があるでしょう。そんな時あわてないようにここで、いくつかのワンポイント アドバイスをしておきます。とくに今度新工場を建設される社長様、挙式を控えてお見えのご両人様、知っておいて損は無いと思います。

 日本神道の一つの特徴として内面の美しさと外面の美しさの一致を求めます。ですから、神道の作法(祭式=さいしき)は、千数百年の長きにわたり磨きに磨かれ、洗練されたものとなっていきました。とりあえずあなたに、その一部分だけお教えします。
素直」っていい言葉だと思いませんか?でも決して人の言いなりになる愚かな人のことではありません。物事の筋道をわきまえた真心のこもった人の事です。「正しき姿勢に正義あり」お互いに肝に命じましょう。

手水の作法

神社へお参りする前軽く会釈(小揖15度)をして鳥居をくぐり、手水舎(てみずや)で手と口を清めます。これは、一番簡単な禊(みそぎ)になります。

     

鳥居をくぐる時の姿勢

写真のように、少し軽い会釈(小揖 しょうゆう 15度)

   

1、まず、右手で柄杓の柄を持ち、左手をすすぐ。2、柄杓の柄を左手に持ち替え、右手をすすぐ


 

3、柄を右手に持ち替え、左手の指を付けて、お碗のような形を作り、柄杓の水を注ぎ、その水で口をすすぐ。注意 飲んでしまわないこと。柄杓に直接口を付け無い事。
4、残った水を柄のほうにこぼして、柄をきれいにして、もどす。
5、ハンカチで手を拭く。

@進み方(起き方)とA下がり方(坐り方)

  難しすぎるので覚えなくてもよろしいですが一応興味のある人のために説明しておきます。
祭場(お祭を行う場所)には上位下位があります。
自分が今いる位置を基準にして、神前に近い方を上位遠い方を下位とします。
例えば、あなたが神社へお参りした時、賽銭箱の向かって左側に立っているなら、右足が上位、左足が下位となります。
神前中央では中央(正中)を上位、向かって右を、向かって左をその次とします。
神前中央(正中)以外の作法
下位の足(膝)を進める 上位の足(膝)から退く(進下退上 しんげたいじょう)
下位の膝から起きる 上位の膝から坐る(起下坐上 きげざじょう)
神前中央(正中)の作法
左足(膝)から進む 右足(膝)から退く(進左退右 しんさたいう)
右膝から起きる 左膝から坐る (起右坐左 きうざさ)

お辞儀(敬礼作法=けいれいさほう)の仕方

 立っている時も、座っている時も同じですが、上体は自然に真っ直ぐ伸ばしたままの姿勢から腰のみを折り曲げてください。(決して背中を曲げたり、首を曲げたりしない事)頭は自然とさがります。見た目もとてもきれいに見えますので、 「あの人なかなかやるわい」などと注目される事間違いなし。

     
立っている時(直立) 立っている時の手の位置 座っている時(正座) 

足の姿勢

立っている時 両足を閉じたまま真っ直ぐに伸ばし、手は指を伸ばして、引っ付け、腿に置く。男性は、つま先を少し開く。女性は、つま先を付けたまま。
正座をしている時 左足の親指を右足の親指に重ねて座る。(慣れていない人にはとてもつらいので無理しないよう、途中でくずしてください) 男性は少し膝を開く。女性は、膝は閉じたまま。(あくまでも基準ですので、苦痛を感じられるのであれば少し開いてもかまいません)

手の姿勢

立っている時 両手は自然に真っ直ぐ伸ばし、指は5本の指をつけたまま真っ直ぐに伸ばし腿の上に置きます、腰を折り曲げるにしたがって、自然に膝頭ー膝へと移動していきます。
正座している時  両手は、5本の指を真っ直ぐに伸ばし、 ハの字の格好を作り、両腕を少し前に張り出すような気持ちで、腿の上に置きます。腰を折るにしたがって、輪を描くようにやや外側を伝い、自然と床の上を滑らせ、膝頭の前に、指を真っ直ぐ伸ばして付けたまま、ヘの字を作ります。

座った作法での解説

 順番に見て行くと解るように、背中が少しも曲がっていないことに、注目。
    
 @ 正座 A軽い会釈(小揖(しょうゆう)15度)

   
B深い会釈(深揖(しんゆう)45度) 前から見たところ
  
   平伏(へいふく60度祝詞をお聞きする時 D一番深いお辞儀(拝(はい)90度)

立った作法での解説

     
   @直立 A軽い会釈(小揖(しょうゆう)15度 B深いお辞儀(深揖(しんゆう)45度

 
C平伏(へいふく)60度(祝詞をお聞きする時) D一番深いお辞儀(拝(はい)90度)

神社参拝の作法

      
深揖45度     賽銭を納め、鈴を鳴らす

1、まず神前の少し手前に立ち、軽く会釈(小揖=しょうゆう15度)、次に少し進んで神前に立ち(出来れば真ん中を少しよける)、続いて深いお辞儀(深揖=しんゆう45度)A。この後鈴を鳴らしたり、お賽銭を納めたりする。

   

2.次に2回深くお辞儀(二拝=にはい90度)をする。この場合直立した姿勢から連続動作でゆっくり2回繰り返す。 この時、手は指をつけたまま腿から膝、膝から腿へと、上体の傾きにあわせ、自然にずらして行く。
3、直立の姿勢にもどり、両手は5本の指を付けたまま、胸の高さで合掌(てのひらをあわせる)し、右手のひらを左手のひらより約1関節下にずらす。次に、両手を肩幅に開き、ポン、ポンと二回続けて打ち鳴らす。(二拍手)
4、手を打ち鳴らした後、そのまま合掌した状態で、お祈りをする。
5、手を腿の位置に戻し、もう一度一番深いお辞儀(拝=はい)をする。
6、次に深いお辞儀(深揖45度)をし、3歩ほど後ずさりし、軽い会釈(小揖15度)をし、内回り(神前の真ん中より左にいる場合、右回転、左にいる場合、左回転)に回って、神前を後にする。
なお、体を傾ける角度はあくまでも目安です。決して分度器で測らないように。

祝詞奏上の作法

祝詞(のりと)などお祈りの詞(ことば)を奏上(そうじょう)なさる場合(丁寧にお参りをする)には、二拝 祝詞奏上 二拝 二拍手 一拝の順番になります。

玉串奉奠(たまぐしほうてん) 
座って行う場合
(座礼 ざれい)

   
左 玉串を渡す人        右 もらう人

1、まず、玉串が渡される。(自分で持つ場合も受け取る場合も同じ)柄本を右手で上から持つ。葉の部分を左手で下から支え持ち、胸の高さに持つ。

2、その後神前に向かう。神前手前に敷かれているヒザつき(ござ)の前にて止まり、手前で軽い会釈をしてひざまずく。(左足から)

3、左右左と膝を進め、神前にて正座。少し深い会釈(深揖しんゆう45度)をする。

   

4、玉串を時計回り(右回り)に回し、柄本を神前に向けて、机(案=あん)の上に、捧げる。

   

5、後は、上記の神社参拝の作法と同じく、ニ拝ニ拍手一拝(90度のお辞儀を2回、2拍手、90度のお辞儀1回)を行う。
6、深いお辞儀(深揖45度)をして、ひざを立て右左右と後ずさりをし、立ち上がって、軽い会釈(15度)
6、左斜め後ろへ3歩ほど後ずさりしながらうちまわり(右回転)をして自分の席にもどる。

立って行う作法(立礼 りゅうれい)

立っている場合も上の作法を参考にしてください。
どうもお疲れさまでした.

上野八幡神社社務所 
〒501−3787
岐阜県美濃市上野289−1
八幡神社 宮司 太田伝也
IP電話 050−3108−0620
電話 0575−37−3012
 FAX 0575−37−3013

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