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美濃和紙の里
上野八幡神社

基本的な紙垂の作り方
玉串や注連縄などに付けられている切り紙の事を紙垂(しで)と言います。ここでは、だれもが簡単にできる紙垂の作り方について解説します。
※用いる用具は、はさみを想定しました。

(カッターナイフを用いる場合は、取り扱いにくれぐれもご用心ください。)
背景は、カッティングマットです。紙の大きさが分かるように撮影しました。
マス目の大きさは、1cmです。

@半紙を二つ折りにして、折り線をつけ2等分する。

Aさらに、2等分した半紙を二つ折りにして、折り目をつけ、2等分する。
(半紙の四等分)

B四等分した半紙を、2つに折る。

C2つに折った紙の縦に四等分の折り目をつける。
(折り山 向かって左)

Dさらに、横に三等分の折り目をつける。
(折り山 向かって左)

E上は、縦の四等分線の左右2ケ所と下は四等分線の中央を横に入れた三等分線の三分の二まで、切込みを入れる。
(折り山 向かって左)

 F手前に向かって折っていく。 (折り山 下)

G手前に向かって折っていく。(折り山 下)

H完成(折り山 下)

 I玉串の完成
※四等分した半紙からは、丁度玉串のサイズにピッタリの紙垂が作れます。
以上は初心者でも簡単に作れる方法を解説したものです。

しかし、現在私はこの方法では作ってはいません。

以下作業は、カッティングマットの上で行います。

私の場合、63p×93pの美濃和紙障子紙10枚を重ね合わせながら(正確に切るためには40枚重ねが限度 それ以降は個別に切っていく)32等分し、320枚の紙に切断します。

その紙を4〜5枚ずつ重ねて二つ折りにし、一枚ずつほぐしながらさらに折り目を強くいれながら、、一つ一つに分け、320枚の折り紙を作ります。

320枚の折り紙を折り山を揃えながら、8枚ずつ右端下をホッチキスで止め(重ね切りのズレを防止するためと、折った時針穴が分からないようにするため)、8枚ずつの束を40セット作ります。
それをあらかじめ作ってあった型紙を上に載せ、千枚通しで目打ちをし、金属製のカッティングエッジ(金属定規)を当て、カッターナイフで1束乃至は2束ずつ切れ目を入れていく。保存は、ホッチキスでとめられた状態で清浄な箱に保管し、使う時ホッチキスをはずす。

    玉串の型紙

    8枚束にして、ホッチキスでとめたものを、切れ目を入れたもの

    折ったもの

半紙を使用した玉串の写真と変わりばえは無いみたいですね。

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