表参道
祓詞(はらへことば)
掛(かけ)まくも畏(かしこ)き伊邪那岐大神(いざなぎのおほかみ) 筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(おど)の阿波岐原(あはぎはら)に 禊祓(みそぎはら)へ給(たま)ひし時(とき)に成(な)りませる祓戸(はらへどの)大神(おほかみ)等(たち) 諸諸(もろもろ)の禍事罪穢有(まがごとつみけがれあ)らむをば 祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと白(まを)す事(こと)を聞食(きこしめ)せと 恐(かしこ)み恐(かしこ)も白(まを)す
意訳
口に出してお名前を申し上げるのも恐れ多いイザナギノ大神が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓えなされた時にお生まれになった祓戸大神等よ、もし諸諸の禍事や罪穢れがあるならば、お祓い下さいお清め下さいと申し上げる事をお聞き届けくださいと恐れ多くも申し上げます。