正辰(しょうしん)祭詞(さいし)
此(こ)の霊舎(みたまや)に鎮(しず)まり坐(ま)す何某(なにがし)の御霊(みたま)の御前(みまえ)に恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく今日(けふ)はしも汝命(いましみこと)の神去(かむさ)り坐(ま)しし其(そ)の月(つき)の其(そ)の日(ひ)に当(あ)たれるが故(ゆえ)に厚(あつ)き広(ひろ)き恩頼(みたまのふゆ)を辱(かたじけ)なみ奉(まつ)り高(たか)き尊(たふと)き御功績(みいさお)を仰(あふ)ぎ奉(まつ)らくと御前(みまえ)に御食御酒種種(みけみきくさぐさ)の物(もの)を献奉(ささげまつ)り時(とき)の花(はな)をも折(お)り添(そ)えて拝(おろが)み奉(まつ)る状(さま)を平(たひ)らけく安(やす)らけく聞食(きこしめ)して子孫(うみのこ)の弥継継(いやつぎつぎ)に至(いた)るまでに家門(いえかど)高(たか)く立(たち)栄(さか)えしめ給(たま)ひ夜(よ)の守(まもり)日(ひ)の守(まもり)に守(まも)り幸(さき)はへ給(たま)へと恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す
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表参道