春季(しゅんき)秋季(しゅうき)霊祭詞(れいさいし) 此(こ)れの霊舎(みたまや)に鎮(しず)まり坐(ま)す代代(よよ)の先祖等(みおやたち)の御霊(みたま)の御前(みまえ)に恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく広(ひろ)き厚(あつ)き恩頼(みたまのふゆ)の御陰(みかげ)に隠(かく)ろひ喪(も)無(な)く事無(ことな)く在(あ)り経(へ)る事(こと)を嬉(うれ)しみ辱(かたじけ)なみ奉(まつ)り年毎(としごと)の例(ためし)の随(まにま)に春(はる)の最中(もなか)(秋(あき)の最中(もなか))の今日(けふ)の此(こ)の日(ひ)に御食御酒海川山野(みけみきうみかわやまの)の種種(くさぐさ)の物(もの)を献奉(ささげまつ)りて拝(をろが)み奉(まつ)る状(さま)を平(たひ)らけく安(やす)らけく聞食(きこしめ)して恪(いそし)み勤(つと)むる家業(いへのわざ)を弥(いや)奨(すす)めに奨(すす)め給(たま)ひ子孫(うみのこ)の八十続(やそつづき)に至(いた)るまでに家門(いへかど)高(たか)く弥(いや)広(ひろ)く立(たち)栄(さか)えしめ給(たま)ひ夜(よ)の守(まもり)日(ひ)の守(まもり)に守(まも)り幸(さきは)ひ給(たま)へと恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す
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